婚約破棄してやると言われたので迎え撃つことにした
最終更新:2024/3/19
作品紹介
「私、近いうちに婚約破棄されますわ」 親友の口から告げられた言葉に、アリーセは固まった。 言葉の主はアリーセの親友で、異母弟でもある第一王子の婚約者。この婚約は後ろ盾が弱い異母弟のために、王家が公爵家に頭を下げて取り付けたものだった。彼女と結婚しなければ異母弟の立太子は流れる可能性が高いのに、その異母弟は別の令嬢に夢中だという。 そしてその令嬢は、いつの間にか親友の義弟やアリーセの婚約者候補すらも篭絡していた。 婚約破棄は構わない。むしろ歓迎するが、彼らの望むような展開など許せない。 アリーセは親友と親友の義弟の婚約者と共に、婚約破棄を迎え撃つ準備を始めた。 R15は保険です。 タグは追加される可能性があります。 他サイトに過去に投稿したものです。
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