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最終更新:2021/7/30
十年前にもらった缶詰。 彼女はそれの中身が「時間」だと言った。 死んでしまった彼女の時間は止まったまま、私の時間は流れ続ける。 私はその缶詰を開けられずにいる。
『時間を入れた』そんな冗談のような缶詰が、不意に本物になってしまう。 時が過ぎればすぎるほど、缶詰の中の『時間』も熟成されていく。 缶詰の中に残った時間が、いつか日の目を見る日はくるのだろうか。
シャル819
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