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@オノログ
作:黒巻雷鳴
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最終更新:2021/8/7
まだ春だというのに、月初めの陽気は夏を想わせるほど暑かった。おれはふと、アイツのことを思い出す。いまも忘れない。それは、きょうと同じくらい暑い、ある夏の日の遠い記憶…… ※無断転載禁止
野良猫の『肉三郎』は名探偵、所謂、『猫の名探偵』である。 夏を思わせる暑さは、肉三郎にある夏の日の出来事を思い出させる。 今の彼がいるのは、その出来事あってこそと言っても過言ではない。風にそよぐネコジャラシの音色は、儚くも優しい物語を今でも奏でる。 ☆ ☆ ☆ 前作『猫の名探偵 ~消えた鰹節~』の続編で主人公の猫、肉三郎の過去のお話です。 人間から見たら気楽に見える野良猫にも、思いはあるわけです。今回も猫から見える世界はとても新鮮で、人からは見えない物や価値観に魅せられます。 そして推理冴える肉三郎の活躍に、彼が渋くカッコいい名探偵なのだと納得するはずです。 肉三郎を中心に広がる猫の世界、一度覗いてみませんか?
功野 涼し
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