めまぐるしかった私の人生も、後二日。
最終更新:2015/10/1
作品紹介
身分の差を乗り越えて、自国の王との愛を成就させた子爵令嬢キャロライン。 でも、あと少しで神にも認められた夫婦になれたという所で、二人を引き裂く出来事が起こってしまった。 比べ物にもならない大国である隣国からの突如とした宣戦布告。 それを宣言した隣国の皇帝の隣には、皇帝の愛を一心に受けて立つ、愛しい夫の元・婚約者。 行方知れずになっていた彼女がなぜ? 「貴女のせいで、私の全ては奪われた!」 結果の知れていた戦争はすぐに終わり、キャロラインを待つのは民達の喜びに包まれている処刑台。 キャロラインの命は後、二日。 ※『程度の違いはあっても皆が悪いことをして、それでいて最後には各々の願いを叶える』という状況を作りたい、と思い書いた話になります。 ですので、結末を不快に思うこともあるかと思います。御留意ください。
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