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@オノログ
作:よこどり40マン
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最終更新:2019/12/26
ゲームプランナーのユミは同僚の凛子が大好き! ある日、彼女からとあるゲームの試作品をテストプレイしてほしいと頼まれたのだが……。
ゲーム開発会社に勤める女性が、同僚の女性に秘めたる想いを抱いた結果なんかGiantess/Vore展開に突入するお話。 ある種の特殊性癖に完全特化した物語です。実は正確には「シュリンク」というらしい、というのをこの作品のタグのおかげで知りました(ありがとうございます)。 おそらく実質的にストーリーは無くても構わないタイプのお話なのですが、でもちゃんとパニックホラー風の展開をきっちり組み立てている辺り、非常に仕事が丁寧です。結びのループ的な余韻なんかはとても綺麗でした。 内容はもう本当に、巨大娘(正確には小人化)による丸呑みそのもの、といった趣。 といっても性的な描写はほぼなく、そのぶん痛みや苦しみのような描写に特化しています。残酷描写、といえばそうなのですが、スプラッタ的なグロテスクさではありません。どちらかといえばリアリティ重視の味付けというか、嗅覚や痛覚などの五感に訴える、その描写の鮮烈さが印象的です。 個人的に好きだったのは、「岩」「湿ったマット」といった表現からうかがえる、〝スケールが違いすぎて全体像を把握できない感覚〟への忠実さです。非常に映像的というか、この体感的に伝わるPOV感。作品そのもののコンセプトに対し、一人称体の特性(視点保持者の主観を通じて描かれるところ)をうまく活用する、この技巧というか芸の細かさが好きです。
和田島イサキ
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