『擬人化動物』SF Mdd_Margarine daydream
最終更新:2021/10/8
作品紹介
『擬人化動物』SFシリーズです。 極端な少子高齢化などを理由に発展より維持を選んだ時代。その時代に在って偶然開発された動物の『擬人化法』は禁じられ、開発者の科学者原田は科学者を束ねる『科学総会』を退会、墓地専用の人工惑星へ管理者として自らの作成した『擬人化動物』である猫と追放された。 しかし、事態はこれだけで終わらなかった。 死した科学者、王烏兎が禁忌の『擬人化動物』密造に関わり『擬人化動物』が秘密裏に売り払われていたのだ。 『科学総会』は回収に躍起になるが、『擬人化動物』は散り散りになっており……。 大半は回収されず、回収された者は大半が生身の人間のいない戦場など、人のいない場所へやられた。 回収されなかった者は、それぞれの主の元で各々過ごしていた。 コレは、その一端。 ※「異なる月の在る世界。」は2021年、第12回創元SF短編賞にて一次通過したものを全年齢向けに加筆修正したものです。
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