悪役令嬢に転生したおっさんだけれど、やっぱり王子より女の子の方がいいよね
最終更新:2021/5/14
作品紹介
ゲーム三昧だった俺は『たまには違ったゲームをやろう』と格安だった女性向けゲームを購入。何とかクリアするが微妙に気に入らず再プレイ中に孤独死。再び意識が戻った時にはゲームの中に転生していた。 今の自分は第二王子の妃候補の最有力候補である悪役令嬢。ゲームの終わりに実家の陰謀がバレて処刑されてしまう運命だ。侯爵家である実家に恨みはあるが愛情は無い。何とかこの環境を脱出してお気楽な暮らしを手に入れるのだ。 舞台は全寮制の学校。俺、いや私はゲームの主要登場人物であったリュネットとナージャを誘い、迷宮で実力を鍛えようとする。冒険者になって自由を手に入れる為に。だが何故かその姿勢が第二皇子殿下に気に入られてしまった。挙句の果てには国王陛下や王妃にまで。更に欲望に負けて伯爵令嬢のリリアと百合な関係になってしまう始末。 秋には陛下の学園に対する意向からサクラエ教官に指導される事になった。新たな魔法を身につけられたのはいいが、おっさん時代の知識で新しい魔法の理論を構築してしまい、あちこちに目をつけられる羽目に。そのせいでこの大陸最大の宗教勢力である中央教会からも狙われてしまう。 サクラエ教官のおかげで中央教会の件が何とかなったと思ったら、今度は王都が化物に攻められそうに。私はなりゆきで正体は中央教会の元お偉いさんだった化物と戦う事になる。これも何とか仲間のおかげで倒したが、そのせいで国に祭り上げられそうになってしまった。仕方なく国を逃げ出し、他国で冒険者として脱出したが、脱出先でまた中央教会関連の化物と戦う羽目に。 倒して落ち着いたところで居場所をサクラエ教官に見つけられてしまう。餞別で役立ちそうな貴重品を多数受け取って一時は私も感激するのだが、結局教官の目から逃れられないのだと気付いて微妙な気持ちになるのだった
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