わたしの悪魔さん
最終更新:2013/5/21
作品紹介
悪魔のような天使に殺されてしまったお気楽大学生な“私”は、お詫びに生まれ変わりを提案される。世界中の書物を所蔵するという巨大図書館《ラビル》に支配された不思議な世界の片隅で、死にかけていた少女となることを。 失われた声の代わりに心の声を読む能力を手に入れ、なんとか異世界交流しようと奮闘するものの、天使のような兄には冷たくされ、気の狂った医者には気に入られ、この世で一番不幸な奴隷には懐かれた。―― どうしてこんなことに。“私”は息を吐き、今日も声なき声に耳をすませる。背後で響く悪魔の笑い声を煩わしく思いながら。 *主人公の気苦労が絶えない異世界ファンタジー。シリアス:ほのぼの=6:4。恋愛展開はそのうちに。
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