ルーチェリッカの看板娘 ~社畜OLの私ですが、異世界宿屋の食堂で副業をすることになりました~
最終更新:2022/1/7
作品紹介
朝比奈花野は、ブラック企業勤務の社畜OL。 激務とパワハラに耐えかね、気分転換のために引っ越しをしてみたが、一目惚れしたアパートはどうやらとんでもない訳アリ物件だったらしい。 と言うのも、大家に提示された“入居後のルール”がとにかく無茶苦茶だったのだ。 「うちのアパート、実は異世界に繋がっているんですよ♪ 入居者の皆さんには、異世界で定職に就き、社会生活を送っていただくルールになっています。 拒否する場合は即退去していただきますので、覚悟を決めてくださいね?」 それを聞いての第一声は、もちろん「は?」。 だが、理想の新居は手離せない。本音を言うと、ほんのすこーーし興味もある。 花野は、異世界の宿屋【ルーチェリッカ】への就職を決意する。 採用されたのが食堂の調理担当なんて、不向きにも程があるが……まあ、なんとかなるだろう。なんとかしよう。 そんな気持ちで、花野は今日もキッチンに立つ――。 ◇ 慣れない異世界で、不得意な料理に奮闘する新米料理人のお話です。 R15のキーワードは保険で、残酷な描写は出てきません。 アッと驚く奇抜な料理やハラハラするような展開は、さほどありません。 隙間時間の暇つぶしに読んでいただけると嬉しいです。 どうぞよろしくお願いします!
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