太陽系戦史 俺と彼女と宇宙輸送艦セドナ
最終更新:2017/6/17
作品紹介
旧タイトル「俺と彼女と宇宙輸送艦セドナ」 はるか未来、火星に移住した人類と地球人類との間で戦争が行われていた。 火星の宇宙軍士官学校を卒業した俺(ダテ・ダイスケ准尉)は、友人たちが宇宙戦艦や航宙母艦に配属されるなか、親友(マリオ・マルコーニ准尉)とともに、どう考えても華々しい戦果とは全く無縁な宇宙輸送艦セドナに配属されて腐っていた。 しかし、宇宙輸送艦セドナには謎があった。 地球との艦隊決戦が近いというのに、戦場から遠く離れた資源採掘用の小惑星に大量の燃料を輸送するというのだ。 機密の匂いがしたが、上官たちは下っ端の俺達に艦の使命を親切に教えてくれたりはしなかった。 俺とマリオに求められたのは謎解きではなく艦内清掃などの雑用だったのだ。 唯一の心の救いは有能だけどちょっとアレな美人女性士官(リサ・リンドルース中尉)とお近づきになったことくらいだ。 俺とマリオとリサさんは平和でのどかな日常を送っていたが、そんな幸せな日々はある日突然終わりを告げた。 宇宙輸送艦セドナの使命を妨害するために地球のステルス偵察艦が攻撃をしかけてきたのだ。 そして、俺は宇宙輸送艦セドナの使命を知って愕然とした。確かに俺は戦争の行方を左右する機密作戦の渦中にいたのだ。
評価・レビュー
まだレビューはありません。