蒼の女神と愚拳の王
最終更新:2021/6/6
作品紹介
身長190センチ、体重120キロ。 筋骨隆々、百戦錬磨。 高校生・浅井秀介は、とある確信のために空手の道を追い求めていた。 汗を流し、時には血を流し、ひたすらの鍛錬を積み上げてひとかどの空手家となろうとしていた。 やがて彼に訪れた異世界転移に、何一つチートはない。 大いなる力を得たのは同時に転移した学校一の美少女であり、浅井秀介はどこまで行っても浅井秀介でしかなかった。 とはいえ、異世界の風は、技と肉体しか持たぬ男に戦いを運んでくる。 見知らぬ悪鬼。 空を支配する巨竜。 人食いの巨獣。 神鎧を纏った悪神。 剣舞い踊り、魔法が飛び交い、人智を超えた怪物たちが笑う最低の世界。そして『拳足の信奉者』が歩んだのは、骨きしむ荒野の道だった。
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