学園で幻の妖精と言われてる美少女を道で拾った〜なんでそこで寝てるんだよ…〜

主人公神原愁(かんばらしゅう)が通う聖王高校にはある1つの噂がある。 それは、この学校には妖精が居ると言う噂だ。 本当に妖精がいる訳では無いが人間離れした美貌と珍しい白銀の髪を持った少女を総称してつけられたあだ名だ。 人前には滅多に現れることは無く、どこのクラスにも所属はしていないらしい… そして、その神秘性の為見ることが出来れば幸せなことが起こるとまで言われている。 そして、そんなある日愁は病院にお見舞いに行くためいつも使っている道を歩いているとある1人の同じ高校の制服を着た女子生徒が蹲っているのを発見した。 愁は心配になり声をかけると…その女子生徒の正体は噂の妖精さんだったのだ。 そして、そんな彼女は愁に向かってこう言った。 「…とても、眠いんです。神原さん助けてください…」 「なんで…妖精さんが落ちてるの？」 これは妖精とまで呼ばれる美少女なのに意外とポンコツで甘えん坊で…気付けばすぐに寝てしまう少女と、そんな少女に振り回されながらも、なんだかんだ面倒を見てしまう神原愁のジレジレと段々甘々になっていく2人が紡ぎ出す物語。 そして、段々と絡んでくる幼い頃の記憶。 その記憶に振り回される2人の運命とは… 1日1回更新！ 昼12時！