新秩序 -New Order-
最終更新:2019/5/18
作品紹介
東京は、なかば廃墟と化した。 「他界」なるエリアから大量の妖精が湧き出したことで、大規模な被害を受けたのだ。 しかし一方、この状況を歓迎する勢力もいた。 妖精の体には神秘が満ちていた。捕獲して解析すれば、現代社会に魔法を蘇らせることさえできる。これは新たなビジネスチャンスだった。 各国は出遅れまいと、先を争って資金を投じ始めた。 とりわけ一部から「神」と崇められ、並みの妖精を凌駕する個体「ザ・ワン」が覚醒すると、力を欲した各国政府、資本家、カルト教団らは東京へ介入を開始。その争いは非合法な「組合」を巻き込んでの代理戦争へと発展した。 その「組合」に、トップランカーを目指す六原三郎という賞金稼ぎがいた。彼は争いに金が投げ込まれるのを傍観していられるタチではない。腕に覚えはある。稼ぎ時だ。 (※注:飲酒や喫煙の描写があります。人がすぐに死にますし、しばしば腕や足がもげます。前史として同シリーズ「EOF」がありますが、本作から読み始めても大丈夫なよう配慮していきます)
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