邪神遊廓 第一部〈Displeasure in The Beauty〉
最終更新:2018/3/17
作品紹介
この世にあって、この世に非ず。 江戸であって、江戸に非ず。 そこにある掟も、時の流れも、外界とは異なる場所。 四方を塀と堀で囲んだ、江戸唯一の幕府公認の遊里。そして、浮き世の極楽として闇夜を照らし続けている不夜城ーー遊廓・吉原。だが、そこには江戸八百八町を、そして世界を欺く、畏怖と狂気に満ちた秘密が隠されていた。 江戸を震撼させる連続無差別殺人の裏に潜む宇宙的恐怖の影。同時に妖異なる魔人・凶人が入り乱れ、裏切りと陰謀が錯綜する。そして、ついに闇に蠢く異形の邪神たちが江戸世界を侵食する! 江戸の人々曰く「昏夜(こんや)に邪なる神を談ずる事なかれ。談ずれば怪至る」ーーと。 (一昨年、昨年とクトゥルー神話小説アンソロジー本「混沌」&「妖神」にそれぞれ寄稿した同名タイトルの連作短編シリーズを加筆修正させたリブート版です)
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