悪魔天使と水晶樹
最終更新:2016/7/23
作品紹介
戦闘の殆どが系統(ツリー)とそこから派生する技能(スキル)で決まる世界。 そんな世界で記憶喪失の俺が手にした系統は――木こりだった……。 全然だめじゃん。まぁ、別にいいんだけどね。 戦闘はやめてまったり暮らそうとしていると俺だけのある力に気づく。 それは――魔なる物からは力、系統持ちからは系統を吸収出来ること。そしてその系統を扱うのにもっとも相応しい体に変身できることだ。 剣士(ソードマン)の系統を手に入れたと思ったらある日、すげー強いやつに絡まれた。 強すぎて手も足もでなかったが、だが俺は持っている。忘れていただけだ。さぁ、俺と一つになれ! 悪魔系統(デーモンツリー)よ! 一人の記憶喪失の悪魔は貪欲にも欲する全てのものを手に入れたいと願い、そのための力を求めた。 悪魔から魔人へ。魔人から王へ。これはそんな彼の成り上がり物語である。
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