もしかぐや姫が男だったら・・・
最終更新:2017/11/30
作品紹介
昔、昔あるところにお爺さんとお婆さんがおりました。 ある日、お爺さんが山へ柴刈りに行くと、竹が光輝いておりました。 お爺さんはその金色に輝く方向へ足を向けると……そこには、黄金に輝く、大きな竹があったのです。 お爺さんは手にしていた斧で竹を慎重にたたきました。 すると折れた竹の中から、この世の者とは思えないほど美しい赤ちゃんが、スヤスヤと眠っているではありませんか。 お爺さんは竹の中から赤ちゃんをそっと取り出すと、すぐに家に連れ帰りました。 子供がいなかった二人は神様からの贈り物だと、とても喜びました。 そうして二人は赤ちゃんに[なよ竹のかぐや姫]と名付け、大事に大事に育てました。 これはそんな美しいと謳われた、なよ竹のかぐや姫がもし男だったら……のお話です。 ※冬の童話祭2018の参加作品となります。 ハッピーエンドな竹取物語を書いてみました。
評価・レビュー
まだレビューはありません。