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@オノログ
平凡な少年がひょんなことから剣を持つ、
王道ど真ん中の作品です。
それ故に内容がいかに整っているかよくわかる。
舞台や人物の描写はもちろん、
章始めの怪物図鑑では今回の注目先をあらかじめ教えてくれます。
師となるウルカおねえさんがすき。
振る舞いから戦いの流儀までかっこよい。
登録:2021/7/9 21:38
更新:2021/7/23 17:15
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こちらはエコエコ河江(かわえ)さんが読んだ当時の個人の感想です。詳細な事実については対象作品をご確認ください。
1年遅れでの青春を謳歌するつもりだったが、 追っていた事件は逃がしてくれない。 賢い主人公・冬馬白雪が小さな事件に首を突っ込むほど、 ひと回り大きな事件が舞い込んできます。 整ったレベルデザインは読み心地の根拠になります。 とても長いので尻込みしそうですが、 だからこそ深く入れ込んでしまう。 最後の決着をつけるシーンは、 それまでに溜めていたすべてが繋がって情緒の大爆発まちがいなし。 強い黒幕は往々にして周囲を傷だらけにするものですが、 作品外にいるはずの私もその1人です。 たぶん死ぬまで引きずるくらいに強い。 泣きながら唸りました。 成長期に味わったような、心地よい苦しみです。
インタビューを皮切りに思い出される、 フロントマンと常連客の秘密のやりとり。 メモ帳の字から奥に込もるものを読み取る、 その過程を丹念に描写しています。 目次でわかる通り、津波が関わります。 避けるべき人がいる一方で、 そうでない人はきっと、 主人公と一緒に手紙から読むでしょう。