悪魔と少年の2人組の話です。
この作品の悪魔は幸せな人の存在を喰わないと生きていけない存在です。 喰われた人の事は悪魔憑き以外は覚えていられません。
生きていくのに必要ならせめて悪人を喰おうということである街を訪れ、悪人と戦うことになる。
というが大体の流れなのです。
しかし、この作品の主題は記憶を失う人たちで悪魔は舞台装置と感じました。
つまり記憶を失い、存在を忘れられた後の再スタートに重きを置く作品という印象を持ちました。
失うことがある種の救いになることもある場合もあるので難しいなとは思いましたね。
ストレス社会を生きる私達にするとすごく考えさせられるお話だなと感じたのでぜひ読んでみてください。
登録:2021/7/23 05:15
更新:2021/7/23 17:15