内戦の爪痕が色濃く残る国で不発弾処理士を目指す少女のお話です。
内乱に至った二つの民族の怨恨・悲哀、差別が作品に深い影を落としていて常に緊張しながら読んでました。
この作品の魅力はやはりそんな世界でもたくましく生きている人々にあると思います。
なんというかサブキャラクター達が魅力的すぎて誰を紹介していいやらって感じです。
肝心の爆弾の処理の描写の方もかなり迫真でドキドキしました。
戦争の後始末がテーマということで火薬と憎悪がつきまとう作品なので好き嫌いはわかれるでしょうが、そういうのが平気な方は全員読んでいただきたい作品です。
相変わらず下手なレビューですが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
登録:2021/7/24 05:37
更新:2021/7/24 05:39