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@オノログ

明日はすぐそこ。だって、『明けぬ夜は──』

5.0
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深い森に逃げ込んだ『兄』と『妹』と。

彼の友人の手を借りつつ、みんなが癒し合って、また明日を夢見る。

作中で追ってくる「神殺し」にだって、抱えている深い想いがあるわけですが、ゆっくりゆっくりと距離を縮め合って、血が滴る中で気付きがあって──。


記憶喪失の白蛇が見る『明日』は、深い愛情と白き希望で満ちていて暖かな読後でした。

色恋の『愛』だけが『愛』じゃないんだと、再び気が付く物語。

あなたの心を新緑の空気と暖かな朝陽で満たすはず。


あ、レモネードかミルクセーキを傍らにどうぞご用意くださいな。

佑佳《なつ色のふみ販売中》

登録:2021/8/6 23:43

更新:2021/8/6 23:43

こちらは佑佳《なつ色のふみ販売中》さんが読んだ当時の個人の感想です。詳細な事実については対象作品をご確認ください。