慎ましく暮らしていたヒロインは、聖女に選ばれた妹による執拗な嫌がらせから逃げる為、公爵家の召使として働くことになる。そこで運命の人と出会い、様々な騒動から自家の真実を知っていく、ざまぁありの恋愛物。
色々な事件は起こるものの、全体的に淡々と事が運ばれている印象が強く、起伏に欠けるというか盛り上がりが感じられなかった。
キャラ設定や展開もどこかデジャヴ感があり、もう少し独自色があればなあと思った。
最後まで読み終えたが特に残るものもなく、かといって読んだ時間が無駄だったと思うほど酷くはない、『可もなく不可もなく』という評価で終わる。
登録:2021/8/8 03:14
更新:2021/8/9 16:59