かわいいこんぺいとうやさんのメリー・シュガーは不思議な力を持つ女の子。
調査局員ウェイクが彼女を訪ねるところから物語ははじまります。
メリーは、不思議な金平糖と夢をつかい、みんなの悩みや、街それから国の問題や謎まで解決していきます。
それがまさしくぴったりうまくいくこともあり、メリーの想定を外れてしまうこともあり。
一筋縄ではいかない登場人物たちも次々登場したり…!
物語が進むにつれ、どんどん広がる輪は、心地よく、最後の大円団劇はとてもわくわくしました。
全体的にとてもリズムが素敵で心地よく、特にメリーの呪文「メア・ディム・ドリム、メア・ディム・ドリム」はついつい口ずさみたくなってしまいます。
不思議な力を持つ女の子の話が好きな方、子ども時代そんな系統の話が好きだった方はぜひ読んでほしいです。
メリーとウェイクの恋模様もとってもかわいかったです。
二人のやりとりや、やきもき具合も、ものすごく微笑ましかった(時々笑わせてももらいました)!
ほっと一息つきたい日のお供にぜひ一瓶の金平糖と夢の物語をどうぞ!
登録:2022/7/25 00:19
更新:2022/7/25 00:20