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@オノログ
新しい年を迎え、コンサートを控えた主人公は何気ない一言で、演奏に迷いを持ってしまう。
また、幼馴染みの彼も人の一意見に囚われ手が止まる。
ピアニストとして、ショコラティエとして、一瞬にかける想いを汲み取ってほしいと願うのは果たして贅沢なことなのだろうか。
聴覚と味覚を文字という視覚で楽しめるのも醍醐味の逸品。感覚を紡ぎだすために並んだ言葉たちは幸せに違いない。
これを読んだら、実物も――と思うはず。
『ひと粒』と『一音』にかけた願いにも似た想いをぜひ味わってほしい。
登録:2023/2/17 20:39
更新:2023/2/17 20:41
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こちらはかこさんが読んだ当時の個人の感想です。詳細な事実については対象作品をご確認ください。
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