余命30000文字。
彼女につきつけられた、冗談のような余命宣告。
彼女は残された文字数を自分の為に使いきるために、穏やかにだけれど、しっかりと文字数を管理した生き方をするべく行動する。
だが、そんな彼女が生き方を変える時が来る。
きっかけは、女としての愛。
貫いたのは、母としての愛。
今ではすっかり有名になった村崎羯諦様の作品「余命3000文字」の作者様了承のオマージュ作品ね。
自ら制限を課した物語でありながら、文章の美しさ、物語の深さ、読者の心への語りかけが過不足なく表現された至極の作品よ。
是非とも読んで頂きたい一作だわ♥
登録:2021/7/12 22:36
更新:2021/7/23 17:15