台詞だけ。
140字。
厳密に言えば、物語ではあるけれども、小説とはいえないのかもしれないわね。
でもね。アチシはこの作品を、小説を書くことを志す全ての人に読んでほしく思うのよ。
これだけの短さだもの。漠然と覚えることなら難しくないわよね。
目を閉じて台詞の中のシーンを思い浮かべてもらいたいの。想像の翼を広げてほしい。
語っているのはどんな人物か?
場所はどこか?
どんな服で、どんな表情で、どんな状況下で、この台詞をいっているのだろうか?
この作品は、作者はもちろんだけど、読者にも考えることを強制してくるわ。
今どきのWEB小説サイトのランキング上位作品を見てるとね、アチシは作品にかなりのわかりやすさを求められているように感じてるのよ。
そのような傾向をみせている多くのWEB小説読者には、考えることを強制する力の強いこの作品は、必要ないかもしれないわね。
でもね。一般が求める作品を提供する作家にとってはどうかしら?
この台詞を最大限に活かす場面はどんな状況だろう?
どう表現すれば、それを読者にわかりやすく伝えることができるだろう?
アチシはこの作品を、ぜひ作家を志すみんなに、想像と表現のトレーニング教材として活用してもらいたいの。
作者様にはたいへん不本意な紹介の仕方かもしれないけれど、アチシは表現者にとって、この作品は値千金の作品だと心から思っているわ。
この作品を書いてくれている作者様に、心からの感謝と尊敬の念を伝えたい。愛しているわ、ウフ♪
是非、貴方の力をさらに伸ばすため、この作品を一助としてみてちょうだいな♥
登録:2021/7/14 04:41
更新:2021/7/23 17:15