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カクヨムファンタジー連載:113話

異修羅

本作は武芸、異能、知略、種族の特性etc、各々の分野で最強を極めた修羅達のトーナメント戦です。 商業作品でトーナメントが行われると「主人公が勝つのは分かりきってるからサブキャラ同士の戦いの方が面白い」と言われる事がありますが、誰もが主役を張れるだけの強さと個性を備えた修羅達の勝負は誰が勝つのか予想がつかず手に汗握ります。戦いは単純な武力だけでなく政争や頭脳戦などもあり一筋縄ではいきません。 また修羅(勇者候補)と擁立者の関係は互いに信頼している組や打算の関係、なりゆきで組む事になったペアなど千差万別。バディ物が好きな人にもおすすめ出来ます。 登場人物が多く最初のうちは慣れないかもしれませんが、一度嵌まると読み返した時に「ここで既に触れられてたのか!」と発見する楽しさもあります。 初登場時のエピソードだけでも短編として纏まっている修羅もいるので興味を持ったら最初の方だけでも読んでもらいたいです。

5.0
  • 作品更新日:2019/2/8
  • 投稿日:2021/7/17
小説家になろう恋愛連載:209話完結

死にやすい公爵令嬢と七人の貴公子

冒頭こそ前世でプレイしていた乙女ゲーの悪役令嬢に転生した事に気付いた主人公が破滅を回避するべく奔走する、というありがちな内容なのですが、読み進めていくと他の作品と一味違う事に気付きます。 原作開始前に攻略キャラと接触してフラグを立てるという流れは同じですが、その過程で事件に巻き込まれて毎回ズタボロになります。それはもう「この作品のジャンルってなんだっけ?」と言いたくなる程です。 そして大陸を覆う陰謀や親の代から続く因縁が次第に明かされていきどんどん話に引き込まれます。 他にも魔法のプロセスや地域ごとの特色、ファンタジー世界ならではの文化など練り上げられた世界観も楽しいです。 主人公が「深淵殺し」の異名で呼ばれる乙女ゲー小説が読みたい方は是非一読を。

5.0
  • 作品更新日:2023/6/12
  • 投稿日:2021/7/16
小説家になろうSF連載:127話

引っ込み思案な神鳥獣使い ―プラネット イントルーダー・オンライン―

同年代がいない村で育った為に内気な少年がVRMMOを通しての交流で成長していく過程を描く作品です。俺TSUEEEEEを期待している人には合わないと思います。 「使えないと思われていたスキルが実は……」「一個人(主人公ではないですが)しか知らないレアスキル」のように地雷っぽい要素もなくはないですが舞台となっているゲームが「製作者の拘りが強い(強すぎる)過疎ってるインディーズ」なのであまり気になりません。むしろ作中のキャラと一緒になって製作者に「ふざけんな!」と言うのが楽しいです。 主人公以外のメインキャラも話が進むにつれて人間関係に変化が生まれたり新しい事に挑戦しようとする姿は応援したくなります。 一部にはマナーが悪いプレイヤーもいますが大半はゲームを楽しんでおり、わいわいがやがやした雰囲気が好きな人にはおすすめ出来ます。

5.0
  • 作品更新日:2024/2/1
  • 投稿日:2021/7/26
小説家になろう冒険・バトル連載:66話完結

12ハロンのチクショー道【書籍化】

本作は競走馬に転生した男性が主人公ですが彼の主観で語られる事は少なく、周囲の視点を通して物語が進む群像劇です。 人によって好みが分かれる部分でしょうが個人的には良い意味で神様転生要素が薄い作品です(※転生自体は作中で重大なポイントです)私は「現代が舞台であまりに現実離れした主人公は浮いててちょっとな……」と感じる事があるのですが、そんな私でも気にならずに読み進められました。 主人公を管理する調教師や騎手が変な馬だとは思いつつもその力を信じ、勝利の為に試行錯誤する姿は素直に応援したくなります。 群像劇と評したように主人公サイドだけでなくライバルサイドの描写も豊富で、それが本作の魅力の一つです。 様々な出自とファンの夢や期待を背負った馬達。そんな馬を愛し、勝たせる為に努力を惜しまない関係者。 競馬という競技の性質上、一度の戦いで決着がつくわけではなく幾度となく激突しますが、その過程で主人公だけでなく相手にも負けてほしくないと感情移入してしまいます。 ライバル達が一堂に会するレースがあるのも競馬ならではの醍醐味でしょうか。 他にも魅力はありますがネタバレになりそうなのでとりあえずここまで。 競馬小説という取っつきにくそうなジャンルの作品ですが、使った時間に見合う面白さはあるのでぜひこの機会に一読を。

5.0
  • 作品更新日:2018/10/9
  • 投稿日:2021/7/10