ユーザー登録・ログイン

新規登録

ログイン

作品

レビュー

登録/ログイン

その他

オノログについてFAQ利用規約プライバシーポリシー問い合わせユーザー管理者Twitter
レビューを投稿
書籍化
コミカライズ原作
ジャンル別
サイト別
サイト関連
運営している人

@オノログ

カクヨムその他連載:5話完結

シャングリラ紀行

真夜中の崖に二人立ち、満月の光を浴びる彼女は意地悪な笑みを浮かべてくっくっと笑いシャングリラへの憧れを嘯く。 「もし行けるのなら、私はシャングリラに行きたいわ」 それは生き場所を求める男と死に場所を求める女の物語。 かくして彼女はシャングリラに旅立ち、男は再び満月の光射すあの崖に立つ…… 彼女の語るシャングリラへの憧れが本当に美しく幻想的で、確かに彼女はシャングリラに旅立ったんだと確信できる説得力があり、その最期にただただ胸が締め付けられました。 意地悪な笑みの裏に隠した彼女の本当の願いに主人公が気づいて新たな生き場所に旅立つラストも素晴らしいです。

5.0
  • 作品更新日:2019/12/23
  • 投稿日:2021/7/13
カクヨム恋愛連載:5話完結

幽霊彼女とラストファーストキス

普通だけど普通じゃない男子高校生、折原洋平がお墓参りで父と話し握手をしていると、深夜の墓場に突然女の甲高い叫び声が響く。 そして現れたのは幽霊の美少女、千堂椿。 椿は洋平が”幽霊の”父と握手をしているところを発見し、幽霊が見えて触れる事までできる彼こそが自分の願いを叶えてくれる運命の人だと確信して生前の未練であった「キス」をするように猛アプローチを仕掛けるのであった。 片や洋平は突然現れ、死語を連発し変なテンションでキスを迫ってくる椿に困惑しながらも、一途で可愛らしい椿にどんどん心惹かれ、椿の思惑もありキスをしたい欲望に駆られる。 しかし洋平は知っている。彼女とキスし、未練を晴らすことは、愛する彼女との別れを意味することを…… 椿のキャラが強烈に可愛らしく、甘く切なく心ときめくシチュエーションの中で葛藤に苦しむ洋平との関係がコミカルに描かれていて、衝撃のラストに思わずニヤニヤしてしまう、そんな素敵な作品です。

5.0
  • 作品更新日:2019/12/5
  • 投稿日:2021/7/13
カクヨムホラー短編完結

スリラー・ナイト

町にはゾンビが溢れ、俺は合流した他の生存者とともにビルの一室に逃げ込み、協力してバリケードを張る。 生き残ったのは頭が切れて行動力もあるインテリイケメン、特殊部隊の軍人女、何らかの実験を受けたという可愛い系の謎の美女、いかにも気の弱そうなサラリーマンのおっさん、そして俺。 俺はこの状況を知っている。知った上でその役割を演じている。 だが、どうやら他の奴らはそうじゃないみたいだ。 俺はこの先の展開を知っている。知っていたからと言ってどうにかなるわけでもないことも知っている。 俺にできることはただ一つ、どういう覚悟でその役割を演じきるか? それを考えるだけだ。 だがしかし、こんな運命も、もしかしたら悪くないのかもしれない。

5.0
  • 作品更新日:2019/12/13
  • 投稿日:2021/7/13
小説家になろうコメディ短編完結

コント「ジャンケンで関脇る方法」

ある日ある時ある所、二人の男が対峙する。 片やボケ、片やツッコミ。 互いに相手の技を読み、裏をかき、万感の思いを込めて拳を突き出す。 その印相(かたち)は奇(くし)しくも等しく、双方ぴたりと拳を止める。 ボケは云う。 「…引き分けか。じゃあまた今度」 ツッコミは訝しむ。 「引き分けってなんだよ」 本来この勝負はどちらかが斃(たお)れるまで拳を繰り出し合う死闘。 引き分けで済ませることなど許されようはずがない。 ツッコミが問い質(ただ)すと、ボケは互いの繰り出した拳の印相(かたち)にその所以(ゆえん)があると応(こた)える。 斯くして戦火の足音が迫る中、その決着を着けるべく再び両者が対峙する。 引き分けとなった拳の印相(かたち)とは? 関脇るの真意とは? 残された父子の運命は? そして、その勝負の行方は―― コント「ジャンケンで関脇る方法」 どうぞお楽しみ下さい。

5.0
  • 作品更新日:2019/10/6
  • 投稿日:2021/7/13
カクヨム恋愛連載:3話完結

カツサンドの彼

バイト先のベーカリーに毎日決まった時間に現れ、決まってカツサンドを買っていく謎の男子のことが気になる野乃花は馴染みの友人たちに相談し、『カツサンドの彼』の正体を探るべく憶測を巡らせ策略を練るが……  果たして『カツサンドの彼』の正体とその思惑は? そして、彼のことが気になる野乃花の気持ちの真相と行方は? 個性豊かな仲良しJK四人組が『カツサンドの彼』を巡って恋バナに花を咲かせる様子が楽しく活き活きと描かれていて、意外と〇〇な彼と野乃花の温かな未来を予感させる結末も素敵なお話です。

5.0
  • 作品更新日:2019/11/30
  • 投稿日:2021/7/13
小説家になろう純文学連載:2話完結

Hekátē

いらっしゃいませ。 ……大丈夫ですか?お客様。 随分と思い詰めた顔をしていらっしゃる。 さぁ、こちらへお掛け下さい。お話を伺ってもよろしいですか? あぁ、そうでしたか…… 先日の通り魔事件で恋人を…… お気の毒に…… ……それは思い過ごしかと。その麗しい名は無敵の女王にして死を司る美しき女神。彼女の薬効(あい)はそのように下卑たものでは無いと伺います。きっとただの屑(ダスト)でしょう。 お待たせしました。オールド・パルです。 もし、お客様がその気でしたら、そのコースターの裏に書いてある場所をお訪ね下さい。 合言葉は 『Hekátē』 運命の交差する場所に立つ彼女が、きっとお客様を満足させることでしょう。

5.0
  • 作品更新日:2019/7/13
  • 投稿日:2021/7/13
カクヨムファンタジー短編完結

花と頭蓋

偶然再開した憧れの先輩に不意に聞かされる思いがけない言葉、自らのこめかみを指差し、冗談めかして儚い笑みを浮かべ、ここに花の形をした爆弾が埋まっている。と。 その花は開花とともに死をもたらす未知の病、その養分は消化されずに滞留する思考。 未だ蕾のその花の開花を抑える術は、頭蓋の中に渦巻く想いを言葉に綴り続けること。 その開花を拒むため、二人は共に生き、想いを言葉に綴る生業に希望を託す…… 別れのときが迫る中で穏やかな生活を営む二人だけの世界は、手を取り合い懸命に生きる姿を描きながらもどこか退廃的で、迎える結末も甘美で儚い、まさに桜の花のように美しい物語です。

5.0
  • 作品更新日:2019/11/29
  • 投稿日:2021/7/13
エブリスタファンタジー完結非公開

代償の姫君

4.0
  • 作品更新日:2021/7/5
  • 投稿日:2021/7/17
小説家になろうホラー短編完結

九割九分の小飛翔虫

4.0
  • 作品更新日:2020/7/22
  • 投稿日:2021/7/17
小説家になろう恋愛連載:4話完結

悪役道化師はトマトがお好き

3.5
  • 作品更新日:2021/7/14
  • 投稿日:2021/7/17