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カクヨムSF完結非公開

赤い服の女/OSAKA・Δ 前章

ホラー開いちゃったかと思うぐらい赤い服の女が出てきたときは描写にびびりました。恐い……恐いよ……。 思わず確認。うん、SFだよね……大丈夫だよね……。 しかし、ぞくぞくして、しかも予想より赤い服の女の存在感が強くて(笑)、えええどういうこと!? どうなるの!? おわおわおわ……と展開から目を離せず、一気に読んでしまいました。 お話としてはコンパクトにまとめられていて、とても読みやすかったです。 けれど、世界観はもっと大きな物語の一部なんだな、というのが分かりまして、広がりも感じさせる、そんな作者様のバランス感覚の良さが活きています。 バランスといえば、現実感と非現実感も高次元でまざりあっていて、心地よく騙される……いえ、小説世界に没入することができました。 ややホラー風味なリアルSF、そんな世界への入り口になってくれる小説です。

4.0
  • 作品更新日:2020/12/20
  • 投稿日:2021/8/12
カクヨムファンタジー連載:68話完結

何度異世界転生しても最強で美少女なあの娘が倒せない件について

冒頭の数行でノックアウトされました。 だって、読み始めた途端にあまりにも鮮やかでポップな映像が一気に流れたんですもん。 びっくりしましたね、あのときは。 タイトルを見れば分かるとおり、転生ものの異世界ファンタジーです。 設定やストーリーに奇抜なものはありません。 あるいは、ありきたりと言われるようなものかもしれません。 しかし。しかしです。 そのありきたりと思えるものを鮮やかに描き出し、演出し美しく文字を並べてわくわくドキドキはらはらほろりと楽しませてくれる、究極のエンターテインメントなのです。背中のうぶ毛が逆立つほど面白いんです(当社調査)。 なんてことはない“普通”をこんなに面白く書けるって、最強ですよね。 ウェブ小説を読んでいて、すごいと思った作品や作者には何度も出会ったことがありますが、天才だと思ったのは(今のところ)この方だけです。 まったく見ず知らずの、どれほどの努力を重ねてこられたかも知らない他人が、安易に「天才」なんて言葉でくくるのは失礼だとは思うのですが。出会ったときの衝撃があまりにすごくて、私の語彙では他の賞賛の言葉が思い浮かびません。 この人、絶対西尾維新並みに売れる。自分が編集者だったらこの人で一生食べていくのに……惜しい!って、かなり本気で思いました(笑) アホなレビューを書いてしまいましたが、ともかく最高にカッコよくて、エキサイティングで、泣きたくなるような山場があって、愛すべき登場人物たちが飛び回る物語です。 是非読んで、あなたも作者さんファンクラブへご入会ください。(他の作品も超カッコいいですよ。SF系が得意です、作者さん)

5.0
  • 作品更新日:2019/6/22
  • 投稿日:2021/7/22
小説家になろう恋愛連載:94話

【コミック2巻発売中】100日後に死ぬ悪役令嬢は毎日がとても楽しい。

タイトルに既視感があったもので、てっきりネタモノの一発ギャグかと思ったら。 違いました。 違わないけど、違いました。 この物語は、ルルーシェ嬢の真剣勝負です。 たった100日で、いかに悔いなく、懸念なく、美しい退場を演じるか。 家族や大切な人たち国のため、そして自分のために、まっすぐ前だけを見て邁進していくのです。 とても悲壮なお話になってしまいそうですが、ルルーシェの頑張りがとても愛らしく、テンポよく進むので明るく楽しい雰囲気をまとっています。 まさにタイトル通り、彼女もとても楽しそうですし。 物語の結末をハッピーエンド、バッドエンド、あるいはメリバなんてきっちり分類したいタイプの読者さんには少々きついかもですが、でもやっぱりおすすめしたいですね。 ただルルーシェの覚悟と決意に寄り添って、彼女と残される人々の物語を見守ってあげてください。

4.0
  • 作品更新日:2024/4/14
  • 投稿日:2021/9/23
カクヨムファンタジー連載:24話完結

魔法使いのジジイのダンジョン攻略

!注意!ジジイ、舐めるべからず ……なぁんてレビューで読みに行ったら、きっとひっくり返る羽目になるでしょう。 なんて説明すればいいんでしょうかね。 とても硬派なハイファンタジーです。古典ファンタジーの流れを汲む良作品だと思います。 硬派な世界でジジイ、道理を振りかざしてがんばります。 ジジイ以外のみどころは、がっちり作り込まれた世界観と、独特なテンポの語り口、でしょうか。 これは読んでもらうのが一番なので、くどくど説明はしません。ええ。 読むに当たっての心構えですか? そうですね。 この世界にご都合主義は期待しないでください。ジジイがその知恵を振り絞って困難に向かい(基本はそもそも回避すべきなんですが)、骨になるほど(比喩です比喩)がんばる姿をはらはら見守りましょう。 ジジイの弟子たちも出てきてしっかり成長していくので、必ずしも枯れたキャラクターばかりでないところもおいしいですね。弟子は血気盛んな若者とハイセンスなエルフさんな感じですよ。 どっぷりと本格ハイファンタジーを堪能したい!ってときにおすすめです。 あ、言い忘れました。もちろん、めっちゃ面白いです。 さらに世界の謎へ迫る続編もあります。ご一緒にどうぞ。

4.0
  • 作品更新日:2020/9/22
  • 投稿日:2021/8/10
カクヨムその他連載:61話完結

狂人の正論、あるいは、常人の極論

ボーイ・ミーツ・ガール! はい、最高ですね。 こちらのヒューマンドラマは、このクソみたいな世界に息苦しさを感じてしまっているあなたに是非とも贈りたい、そんな物語です。 自分では普通に、正しく生きているはずなのに、“みんなと違う”から異常にされてしまう。 でもさあ、“みんな”って誰なの? “みんな”一人一人違ってて、その平均からたまたま外れてしまっただけで、なんで狂ってるだなんて言われなきゃいけないの? ほんとに“みんな”が正しいの? “みんな”が狂ってる可能性はないの? 『狂人の正論、あるいは、常人の極論』さあ、彼らの生き様はどちらなのでしょうか。 ま、小難しいことはどうでもいいです。考えずとも感じ取れる、それが物語のステキなところ。 繊細なグラスを打ち合わせた瞬間の、ちんて澄んだ音みたいな。そんな彼らの出会いと関わり合いをどうぞお楽しみください。

4.5
  • 作品更新日:2020/11/29
  • 投稿日:2021/9/26
ノベルアップ+ファンタジー連載:161話完結

この世界には『私』が眠っている。〜記憶喪失の男は、一言も喋らない少女と共に『記憶』を取り戻す旅に出る〜

好みの問題かなーと思います。 私は文章の解像度が高い小説が好きです。で、こちらの作品は、読んでみて解像度がとても低いと思いました。 読んでいて文章から「だれが」「なにを」「どうして」「どうした」かが分からないところが多かったです。 特にバトルシーンはさっぱりイメージできませんでした。 しょうがないので文字だけ追いましたが……こんなに読むのが辛いと思った小説は初めてです。キリのいいところまでは読まなければ失礼だと思って頑張りましたが。 自分の読解力に絶望しました。 また、作中で登場人物がなんかカッコよさげな台詞を吐くのですが、正直どういう感情の変化からその決意を抱くに至ったのか理解できず、うすっぺらいなーとしか感じませんでした。 とはいえ、こんなソリの合わなかった人間のレビューにめげずにぜひ読んでみていただきたいと思います。そう思って、敢えてレビューします。 他の多くの読者さんから絶賛されている作品です。文章とか、キャラクターとか、ストーリーとか、伏線とか、すげーらしいです。 で、気に入ったらぜひぜひレビューして、このレビューを埋もれさせてください。 個人的には小説として評価する部分はありませんが、それでもこれだけの分量を書いて公開していらっしゃるバイタリティに敬意を表して星1、あとなんか表紙のイラストがかわいかったので星1、合計星2をつけさせていただきます。

2.0
  • 作品更新日:2024/1/29
  • 投稿日:2021/9/7
カクヨムSF短編完結

名探偵が推理に5分掛ける謎仕様について。

短編SFなこちらの小説。 場面はみなさまお馴染みの、名探偵による謎解き披露……の5分前から始まります。 ちなみに、名探偵は「名探偵アプリ」という俗称のアプリケーションさんです。 このアプリ、とにかく事件を鮮やかに解決するというものすごいやつなのですが、その推理が完了するには絶対に5分が必要です。 とにかくそういう仕様なのです。 さて、推理中の5分間、別にアプリはサービストークなどしやしません。 というわけで、他に登場人物、それもとびきり魅力的な連中がいます。 一人は探偵助手の美少女(基本彼女が探偵アプリを操作しているわけですね)。黒髪セーラー服の現役JKとのこと。あと、かつては美少女探偵ちゃん。 探偵アプリの登場で人間の名探偵が駆逐されたので、かつての探偵が助手などしているのだそうです。 もう一人は、助手の助手。なんだそりゃ、ですね。彼は物語の語り部です。 他にも天井ぶち抜いて飛び込んでくる探偵クラッシャーさん(なんだそりゃその2)やら、死亡フラグ立てまくる金髪ブレザーツンデレ(なんだそりゃその3)やら、一瞬のきらめきに全存在意義のっけたキャラたちがキラキラとひしめいておりますので、ぜひ目をさらにして読んでくださいませね。 こんな説明を読めば、あれこれミステリ?と思われるかもしれません。 いいえ。SFです。 はっきりいって、探偵アプリや探偵助手の推理、動機や最後の手段に超人薬で怪人と化した犯人とかはどうでもいいのです。 そんなものはハンバーグに入ってる千切り玉ねぎみたいなものです。 なぜ探偵アプリは推理に5分かかるのか? なぜ美少女探偵は探偵助手になったのか? なぜ助手の助手は助手の助手をするのか? その背後にうずまく思惑と思いと想い。 どうか見届けてやってください。 途中ちょっとテンポがもたついてスピード感悪いかなぁと思う部分もありましたので今回は☆4ですが、この作者さんは本当に才能豊かな方です。 もし読んで気に入っていただけましたなら、他の小説もぜひぜひ読んでいただきたいです。 あ、この作者さんの筋金入りファンのひとりであって、別にステマじゃないですからね(笑)

4.0
  • 作品更新日:2022/7/18
  • 投稿日:2022/7/19
カクヨム恋愛連載:3話完結

聖夜の直前、ふと気づくとあなたの体は靴下になって小悪魔系後輩カノジョの枕元にいた

タイトルに惹かれて読みました。 読み手が靴下になっちゃって彼女にいじられる、ちょっとエッチを狙ってるけど靴下だから微塵もエッチじゃない短編です。 ラストは人間に戻るエンドと戻らないエンドが用意されてますので、ご随意に。 ☆3評価の理由は、小悪魔系後輩彼女が正直好みのタイプではなかったから、という非常に私勝手な理由です。 せっかく後輩設定なのですから、もう少しかわいい小悪魔を想像しておりました。しかし、読んだ印象は同級生のギャル。 でもこれは、仕方ないですよね。 私の好みなど知るかッて話ですし。 また、注意点としては、読み手が靴下彼氏として書かれているので、彼氏さんの反応などは一切描かれておりません。 そのため、この靴下は本当に彼氏の成れの果てなのか?という疑問が一度わいてしまいますと、絵面が一人寂しく靴下で妄想してるギャルになってしまいます。 ぜひ、靴下彼氏になりきって楽しむことをオススメします。

3.0
  • 作品更新日:2022/12/23
  • 投稿日:2023/3/1