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小説家になろう恋愛短編完結

「ねぇ先輩、『かわいい』だけじゃダメですか?」

お姉ちゃんのことが好きな先輩と校舎の屋上で昼休みを過ごす。 加賀谷桃は、街を歩けば10人中10人が振り返る美少女。 だけど、姉に夢中な先輩は普通に会話してくれるから、その隣は居心地が良い。 そのお姉ちゃんに好きな人が出来た。 先輩は失恋し、桃は先輩が好きなことに気がついた。 卒業式の日に好きだと一方的に告白する。 「……先輩。絶対にまた私に会いに来て、私を見つけて、その時に返事を聞かせてください」 先輩は地元を離れて遠くの大学に通い、音信不通になってしまう。 そして…… 5年経っても桃は先輩のことが好きだ。 いまでも機会があれば「高校のときの先輩が好きだ」と語る。 まだ桃は先輩を見つけることは出来てない。 だけど、先輩からは「加賀谷桃」が見えるように毎日頑張っている。 桃は可愛いから。 『かわいい』だけを武器にして……

5.0
  • 作品更新日:2020/12/16
  • 投稿日:2021/8/6
小説家になろうヒューマンドラマ短編

chocolate shot bar

お店の名前は、chocolate shot bar(チョコレート ショット バー)。 「あの時もお酒と一緒にチョコレートをお奨めされたなぁ」と静凛は初めてこのお店に来た時のことを思い出す。 カウンター越しにマスターと話しながら、仕事帰りに静かに(?)洋酒を楽しめる、ちょっと大人の雰囲気のお店。 だけど店外の品書きに『今日のチョコレート』なんて書いてしまう変わったマスターのいるお店。 確かにチョコレートのメニューは豊富で、なかには既製品チョコのブレンドなんてものまである。 昔に読んでいたバーのお話はとてもドライでハードボイルドな味付けだったけど、こんなビタースイートな味も良いなぁと思わせてくれました。

5.0
  • 作品更新日:2018/3/3
  • 投稿日:2022/1/21
小説家になろうファンタジー連載:213話

魔王少女

「ってかなんで新しい魔法少女?私が魔王倒したんだし必要なくない?」 「君が新しく魔王として君臨してるじゃないか!魔王軍も魔王以外は全て健在だし、まったく状況が変わってないじゃないか!むしろより強大な魔王が増えた分状況が悪化しているよ」 、とキューちゃんは次々と魔法少女をスカウトして新魔王の打倒を狙うも、二人目の魔法少女の頭に手を載せただけで上半身を爆散。三人目は右手を引き千切り重力魔法でぺちゃんこに。 魔王には絶対に敵わない、とトラウマを植え付け心を折った後は蘇生魔法で元通りにしてお帰り願う。 魔王軍の躾も行き届き世の中は平和。魔王少女は今日も正体を隠して学校に通うが、14人目の魔法少女が転校して来る。

5.0
  • 作品更新日:2024/5/2
  • 投稿日:2023/2/3
小説家になろうSF連載:38話完結

ゲームは遊びじゃできません!

友達に誘われてVRMMORPGを正式リリース初日から始めたゲーム初心者・丸井 和(まるい なごみ)は、キャラクターメイク画面をすっ飛ばして「強くてニューゲーム」状態になっていた。 なぜか職業は「魔王」。ランク「S」。レベル「61」。 「クロエ」というハイスペックなキャラクターを初心者の和は使いこなせないが、それでもβ版から始めていた並みいるプレイヤー達を圧倒し、個人ランキング1位に。 他のランカー達がパーティーを組んでPvPを挑んできても魔法一発で返り討ちにする。 そしてゲームの神に呼び出された和(なごみ)は、今日もイベントに強制参加させられている。

5.0
  • 作品更新日:2023/10/3
  • 投稿日:2024/3/27
カクヨムホラー連載:53話完結

ついぐなの人魚は血を泳ぐ

物語の初っ端、冒頭で主人公は両腕の肘から先を奪われる、一緒にいた神主は両眼を、小学生の女の子は両足を獲られる、といったホラー展開です。 次々と現れる怪異もみなオリジナルでグロく、類似するものを私は聞いたことも読んだこともありませんでした。 …………しかしこの話を紹介する上で、どうしても避けて通れないのは、作品ページの最初に作者が記した煽り文句です。 「オレの父親は三人いて、全員が殺人鬼。息子を守るため怪異に立ち向かう! 」   ↑ 赤のフォントで書いてあります ツッコミどころ満載です。 ですが、ギャグ要素はありません。かつ、煽り文句に嘘は一つもありません。 霊感・霊能は一切ないが、平然と人を殺せる強メンタルのキャラクターを3名も登場させると、ホラー小説はどうなってしまうのか? 怪異サイドからすると霊能のない人間などやりたい放題ですが、三人の父親はどんなエグい状況になっても心折れることはありません。パニックとはまったく無縁です。ある者は意志の力、ある者は直感に従い、またある者は信仰を支えに怪異から息子を守ります。 彼らは物語りの最初から最後まで一貫して息子を生き残らせることを第一に考えています。まったくブレはありません。読んでいてそこはヒシヒシと伝わってきて、予想外の展開が続くホラーなお話にあって唯一の信じられる拠り所と感じていました。 (なんか良い話みたいに書いてしまいましたが、父(達)は何人もを拷問した上で殺しています。ごめんなさい)

5.0
  • 作品更新日:2023/2/25
  • 投稿日:2023/5/24
小説家になろうファンタジー連載:102話完結

リライト・ライト・ラスト・トライ

神獣の守護人を護衛するトウイが死ぬと、この世界はリセットされる。 これを「ゲーム」と言い切る神獣が課したクリア条件は護衛官トウイを100日間生き延びさせること。 「ゲーム」再開の度に、鍛えた筋力は元に戻り、集めたアイテムはなくなり椎名は身一つで異世界に現れる。世界の細部は毎回異なり、発生するイベントは変わるため以前の記憶は役に立たない。頼れる仲間達とは初対面を繰り返す。何度も。 物語は椎名の49回目の挑戦から始まる。 千回以上のループを繰り返す小説もある中で49回は少ない? とんでもない! 最短の挑戦で30日とある。一回の平均を60日と仮定すると48回の挑戦で8年となる、75日平均ならば10年だ。椎名は16歳のままで合計8〜10年の主観時間を生きている。 最初に助けようと決意したトウイの死は遥か記憶の彼方となり、自分の心が壊れつつあることを自覚しながら椎名はまた扉を開ける。

5.0
  • 作品更新日:2017/7/11
  • 投稿日:2023/6/7