わたし、聖女ではありません。女神です。
最終更新:2022/2/7
作品紹介
「クリスティアナ・ディ・アストリア、其方との婚約は解消する! マリアンヌに対する数々の仕打ち、よもや否定できると思うまいな!!」 王立学園の卒業パーティー会場で、ルドルフ王太子殿下に婚約破棄を言い渡された伯爵令嬢クリスティアナ・ディ・アストリア。 生まれの経緯から、聖女に列せられた彼女の正体は、世界を滅亡から救うために地上に降臨した女神ディアナであった。 大地に暮らす人々のため、来たるべき破滅に備えようとしていたが、聖女という権威を欲した王室に妃候補にされ、王立学園に通うことになる。 しかし卒業の式典で王太子と恋仲になった男爵令嬢殺害の濡れ衣を着せられ偽聖女として断罪されそうになる。 クリスティアナは、人々を救うために溜めた力を行使せざるを得なかったため、地元の領地しか守る事が出来なくなった。 世界の破滅とは裏腹に、大発展を続ける領地。 王太子たちはクリスティアナに今までを詫び救済を求めるが、もはやクリスティアナにもどうすることもできないのであった。
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