第１話

付き合ってた男に、嫁がいた。 発覚して、彼に別れを告げた夜。 橋の上で飲んだくれていた私は、一人の男と出会う。 「は、早まるな！」 「………はあ？私が自殺なんかする訳ないでしょ」 「あ、そうなんですか……」 「………ちょっと待って。今夜は一人でいたくないから、私に付き合って」 「はい？」 「体で慰めて。でないと死んでやる」 「え、えええぇぇ？」 数週間後。 突然の吐き気、来ないアレ。 ………さあ、ヤバいぞ。 どっちの子だ……？ 表紙絵　南ひろむ様[link:crea_u?c=U2FsdGVkX18xXOTc5MDkyNipDVyAFOhQDxSxS9LmbUie2w1] 作者は既婚者です。そして恥ずかしながら…今で言う『授かり婚』つまりぶっちゃけ『できちゃった婚』です。 半分ノンフィクションな感じで自分の経験を元に。 避妊の大切さなど、伝えられることがたくさんあると思います。 〓注意〓 ※ この作品のテーマは妊娠、結婚です。 ※ 不妊のテーマも扱っております。ご了承ください。 ※ 作中で出てくる血液型判定の話は、一般的なABO式を参考に書いています。本人の血液型のみ。親の血液型やシスとか言い出すとキリがないので。ご了承ください。 ※ テーマがテーマだけに少ーし生々しい表現が入ります。