「１００％未来が見通せる予知についての考察」という建前と「ただ可愛い女の子が書きたい」という本音の間をたゆたう物語。

【荒筋】 中学を卒業し、高校生になる直前の春休み、泉　浩太はある不思議な少女との出会いを果たす。 少女の名は田中　寧子。未来を１００％予知できるという彼女は、浩太と幼馴染のかなみが恋人になるために協力したいのだとそう語る。 そしてそれは予知した未来に寧子が出会う予定だった、未来の『浩太さん』の真の望みなのだという。 浩太は予知を信じられない。けれども目の前には次々と予言を的中させつづける寧子がいる。 訝しみながらも寧子に引きずられ、かなみとの関係を深めていく浩太。 こうして、浩太と寧子の奇妙な二人三脚の共同作業が始まった。 【補足】 2022.2.17時点より、本作品をよりまともに読めるものへとあれこれ改稿していきたいと思います。作者が大好きな物語なので、そろそろちゃんとしてあげたいとそう思ったのです。 R15は保険です。