果ての塔から響く歌
最終更新:2022/12/31
作品紹介
十数年前の事故で魔力を失ったソールは、精霊魔術師で治療者でもある恋人のクルトと一緒に海辺の村で暮らしている。故国の王都では魔術書を商う古書店を共同経営者の助けを借りて運営する一方、住んでいる村では子供たちの教師の役割も果たし、穏やかで平和な毎日を過ごしていた。しかし海底から引き上げられた遺物をきっかけに、過去の事故以来ソールの中に秘められた「力の書」をめぐって不穏な気配がわきおこり… *あらゆるいのちが「魔力」を持って生まれるこの世界には、精霊系と技術系、性格が異なる2種類の魔術がある。そんな架空世界のお話です。 *『きみがいなくなっても教室はそこにある』の続編ですが、単体でも読めます。
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