早贄は、彼岸の淵で龍神王に拾われる
最終更新:2022/5/14
作品紹介
六谷蜜葉(むつたにみつは)は、六谷家の長女として生まれた。 父が早くに亡くなり、母の朱海が新しい父と再婚してから全てが変わってしまった。 母は妹の朱鷺子(ときこ)ばかりを可愛がり、蜜葉は使用人のように扱われるようになった。 そんな生活を続けていたある日、とうとう蜜葉は、古くからの村のしきたりである、龍神様の贄に捧げられることになる。 死を覚悟した蜜葉を拾い上げたのは、不器用で口数は少ないけれど、心根の優しい、かくりよに住まう龍神族の王、蓮華(れんか)だった。 アルファポリス様にも掲載しています。
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