そんな貴方は、廃太子。 《王宮上級女官 サリーの独白》
最終更新:2020/12/23
作品紹介
王国の一人の側妃の凶行に翻弄された、サリナ=シェイナ=グランパス上級伯爵令嬢。 母は側妃の凶行を止められず自害。 父は寄り親の侯爵家により、離縁の上引き離され、サリナ自身は、母の連座として貴族籍剥奪の上、市井に落とされる。 不遇な境遇の中にある、唯一の救済の道は、父が艱難を食いちぎって用意した一通の紹介状。 それだけが、サリナにとって矜持をまもり生きて行く為の手段だった。 サリーと名を変えた彼女が、自身の努力と周囲の助けにより、敬愛する人と共に歩く未来を掴むまでの物語。 総文字数、7万文字弱。 男気を試す長文短編第二弾。 ” そんな俺は、廃太子。《 転生王子の逃避、あるいは 安寧への力業 》 ” の 王宮女官サリーの物語。 リハビリ中の龍槍が送る、糖分高めの物語をお贈り致します。 【激注意】 短編ですが、七万字程あります。 お話を一気に読みたい方向け。 合わないと思ったら、ブラウザバック宜しくです。
評価・レビュー
まだレビューはありません。