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作:一衛人
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最終更新:2011/2/1
恵之介は縁側が好きだった。春は満開の桜を愛で、夏は蝉の声に耳を傾け、秋は紅葉を楽しみ、冬は枝の間に降る雪を見つめた。恵之介はどの季節もこの縁側が好きであったが、この春の一時に見せる束の間の華やかさが一層好きだった。 ――それは桜の花弁が見せた泡沫の幻。遠い日の記憶が今も縁側でまどろみ続ける。
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