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作:さよなら本塁打

最後にして偶然の剣聖

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未評価

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最終更新:2020/6/28

作品紹介

最後の剣聖とも“偶然の”剣聖とも呼ばれた男がいた。その名はスピーディア・リズナー。世界的な異能者でありスーパースターでもあった彼の死が報じられた夏、ある犯罪組織から追われる身となった一条悟は身を隠すため生まれ故郷の鹿児島へと帰ってきた。当分は静かに暮らすつもりだったのだが、周囲がほうっておくはずがない。なぜなら、彼こそが…… ※鹿児島を舞台にした異能ハードボイルド。女性のような美しい顔を持つ剣聖、一条悟の活躍を描きます。お色気、ヴァイオレンスシーンあり。

ファンタジーカクヨムオンリーアクションエロ異能バトル美形主人公

評価・レビュー

ハードボイルド現代ファンタジーの巨塔

そう書くと男臭く感じるかもしれませんが、主人公は、シュッとしたイケメン。 長期連載ものですが、章ごとに区切られているので好きな時に好きなところから読める安心設計です。 (床屋の本棚に置かれたゴルゴ13みたいですが) おすすめポイントは3つ。 ①とにかくカッコいい 主人公はタイトル通り「剣聖」として、異形を相手に闘うのですが、その彼がまさに「男が惚れる男」なんです。イメージ的には冴羽獠。ある程度歳食ってるはずなのにオヤジ臭さがない(笑)。 ②アクションシーンの描写が絶妙 クセがないのでイメージしやすく、しっかり絵が思い浮かぶ。その上でスピード感、テンポが殺されていない。この二つを両立させるのは実はかなり難易度が高いのですが、やり切っています。特に「描写バランスが素晴らしい」んです。個人的には「事前のタメがしっかりある」ことも躍動感を際立たせるポイントなのかなと思っています。 ③悪役を含めた世界観の奥深さ 完結していないため全貌が見えていないのですが、現時点ですでに相関図が凄いことになってます。黒幕にたどり着くまではまだ時間がかかりそうですが、登場人物それぞれに強烈な個性があるので、毎回しっかり楽しめます。 ゴルゴとかコブラ、シティハンターが好きな方には自信を持ってお勧めできる一作です。

5.0

叶良辰