リンゴになって待っている
最終更新:2016/11/18
作品紹介
生まれた場所で人生が決まる――。 格差の大きな世界で、底辺の宇宙飛行士として生きるノブとエリ。 辺境の惑星「ベレシト」へ調査に向かった二人は、星を目前にして、スペースデプリ(宇宙ゴミ)の直撃を受け遭難してしまう。 救助が来るのは、早くても三日後。 ただし、来るかは判らない。酸素が持つかも判らない。 絶望的な状況の中、エリはノブに、ある提案を持ちかける。 舞台が宇宙なので「SF」にしましたが、科学も天文学も入ってません。 「Science Fiction(科学小説)」ではなく、 「Space Fantasy(宇宙のおとぎ話)」 くらいの感覚でお読みいただけたら幸いです。
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