武装メイド（仮題）

信じるのは己自身と言う考えを持つ男がいた。 彼は決して自身が体験したことしか信じなかった。 彼は世界を旅し様々な人間を救ってきた。 彼はある人物に出会った。 「君は何故神を信じなかったんだい？」 「神は何もしてくれなかったじゃないか、全てに平等と言われた神は何をしたんだ？」 「アハハハ、手厳しいね君は。なら神の奇跡を体験してみるかい？」 そしてその人物は彼の前から姿を消した。 その数年後彼は戦場で人助けの最中に流れ弾に当たり死んでしまった。 「さぁ、見せてあげよう。あのとき言った神の奇跡を」 彼は最期にそんな声を聞いた。 そして気付くとそこは……