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作:三毛猫

「高い高い、塔の上」

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最終更新:2017/7/8

作品紹介

高い高い、塔の上。わたしとおーさまのお話。 わたしは籠の中のちいさな小鳥。 狩りの帰り手ぶらではあんまりだと拾われた来た「わたし」は、恩返しのため塔の上で毎日囀るの。 おーさまって、つらいんだって。わたしの歌で、すこしでも元気になれるといいな。 わたしがパンをかじっていると、おいしそうだなってわたしの耳をかじる意地悪なおーさま。 お腹減ってるならわたしのパンをあげるよ? だからわたしの耳はかじっちゃだめなの。 膝枕で子守唄。よく眠れるように、うたってあげる。 塔に来ない日も、おーさまに聞こえるように歌うよ。 聞こえるわけがないだろうばか、っておーさまが笑った。 じゃあ、もっとがんばるね! がんばったら、おーさまに目立つことをするなっておこられた。 なんで塔の上に住まわせていると思っているんだって。 わたしの胸に顔をうずめて、おーさまは悲しそうに笑う。 「どこにもいかないでくれ」って、子供みたいに。甘えて。 ……わたしをここに閉じ込めたのはおーさまなのにね。 わたしは、どこにもいかないよ? おーさまは、よその国とけんかしてるんだって。 わたしは難しい話はよくわからないけど、みんな仲良くするのがいいよね。 おーさま。おーさま? ……もう、会えないの?

残酷な描写あり悲恋少女歌姫おーさま

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