お酒が抜けてからにして
最終更新:2017/8/26
作品紹介
好きになった人に、告白した。 返事は『ごめん』。 『優しくて、いい人なんだけれど』 聞き慣れてしまったその一言で、私はまた振られた事を実感してしまう。 周りの仲間たちが私を置いて、恋人できたよ。やら、婚約しました。やら、結婚しましたー!やらと、幸せ空間とこちらを隔てた壁の向こうからメッセージを送ってくれる。 そんなメッセージに、口では『おめでとう』なんて言っても、心の中に冷たい風が吹いているのは否定出来なくて。 ーー私の幸せはどこに?ーー ーー案外身近にあるかもよ?ーー これは、気づかなかった恋心を見つけるお話。
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