ノアの学園～国父とよばれた高校生～

【終末 x 学園 x 建国】 ※別サイト「ノベルピア」主催、第一回ノベルピア小説大賞の中間選考を突破いたしました！※ 大人が化け物となった世界で、学園は国家へ、そしてその高校生は、偉大な指導者となった……。 人類のほとんどが埋め込んだマイクロチップへの電子攻撃によって、大人だけが理性のない化け物となった日本。そんな世界で、生徒会長である主人公・アキと生徒会の面々の活躍によって、安全圏となった、とある学園。 校内から化け物は消えたものの、大人が消えたことによってあらゆるインフラやサービスが停止し、高校生たちは化け物の支配する世界でのサバイバル生活を強いられるようになる。 いずれ必ず滅びゆくと思われた学園。 しかし、主人公・アキは指導者としての才能を発揮し、みんなを導いていく。 風紀委員会は警察組織となり、校外委員会という武装組織が発足、校内で独自通貨が発行され、校則は校法へと名を変え、支配者と被支配者が生まれ、学校間で外交関係が発生し、生徒会は政府組織《政徒会》となった。 それらを指導し、学園を国家へと変革したアキは、後世の人々にこうよばれた。 「国父」、と。 のちの世で「校国」と呼ばれる学園を導き、ときに恨まれ、ときに讃えられた、一人の高校生の物語。 　大人だけが化け物となった文明崩壊後の日本で、新たな秩序と社会と国家の建設を目指す、政治的指導者を描くポストアポカリプスファンタジー。 ※難しい話ではありません。設定ゴリゴリのSFではなく、お気楽に『現代ファンタジー』だと思って読んでみてください。