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作:久保 公里

牛飼いと守護精と

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最終更新:2024/4/24

作品紹介

第1章  ライモンは、ある晴れた日に街にやってきた。  王の一行が現れて、去った後ライモンの元に、見知らぬ美しい若者が合わられ、ライモンのことを「主」と呼び、宝剣の守護精だと言った。ライモンが否定しても彼は譲らずライモンとともに行動し始めた。 第2章  ライモンは若者と共に家路についた。  その後、家である牧場についたふたりを、牧童であるロウゼンとライモンの母であるアカネが出迎え、ふたりは若者が守護精であることには驚いたが、なぜかライモンに元に現れることに驚いた風はなかった。それは、ライモンの出自にあった。  ライモンは不承不承、若者を牧場に置かざるを得なかった。 第3章  翌朝、ライモンは早くから起きだして牧場の仕事を始める。若者も一緒に仕事を手伝った。  ふたりで仕事をしているとき、亡き父の話になり、ライモンはぶっきらぼうだと思っていた父が、自分を愛していてくれたことを知り、涙する。  その後、国王が守護精と共にライモンの元を訪れた。 第4章  ライモンと国王トキワは話をすることになった。  国王が帰ろうとしたその時、ロウゼンがアカネが倒れたと運んでくる。それに衝撃を受けたライモンは立ち尽くしたが、その後、次代がアカネを癒し、当代が治療師を連れてきたことでアカネは一命をとりとめる。 第5章  ライモンとロウゼンはシラフジからアカネの病状について、夕食を取りながら聞いた。夕食後終わった後、ライモンは若者を自分の守護精と認め、モエギと名付けた。そして、そのことをアカネに報告する。 第6章  ライモンは領主館に向かう前に、アジロの家に行き、服を借りた。支度もしてきたはずだったが、風呂を借り、思いもかけない良い服を借りることになった。そして、馬車を借りて領主館に向かった。 第7章  ライモンが領主館を訪れると、領主の息子が現れ、彼を悪しざまに罵る。そして彼に暴力をふるおうとするが、国王によってその父である領主とともに罪に問われた。領主は廃され、新たに宰相補佐の弟が領主の座に就いた。 第8章  皆で昼食をとるが、ライモンには戸惑っていた。  この話は私が『久弓奈緒子』名義で同人誌で書いた『ノルカの宝剣』「牛飼いの後継者」をリライトしているものです。盗作などではありませんので、ご了承ください。

シリアスヒストリカル西洋風

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