怪物スピカは旅に出る ~ケモノだらけの異世界で人間少女はモンスター扱いのようです~
最終更新:2024/5/1
作品紹介
【2024/04:更新と並行して、全体的に大幅な設定修正と改稿を行います。詳細は活動報告をご覧ください】 看板イラスト:熊木 ――人間とは怪物の名前である。 ここは異世界。真なる竜を神と崇める世界。 二足歩行する知的生命体、人(アンスロー)――直立して服を着た動物、すなわち竜人・獣人「だけ」が住まう社会。 この世界にいわゆる「人間」は存在しない。だって、 ――人間とは邪神の名前である。 神々の敵、人を食らう怪物、あちこちに蔓延る魔物たち。それらの総称、邪悪の象徴、無条件で忌むべきもの。 この世界では、そうだから。 なのに――少女スピカは、世界で唯一の人間だった。 優しい、理解のある竜の家族に囲まれて、日々を過ごしていた。 けれどもその平穏は呆気なく終わりを迎える。 自分は一体何なのか。 どうしようもなく異物であることを自覚させられたスピカは、己の正体を探す旅に出る。 銃というおかしな武器を手に取って。 最初の仲間は竜の兄、竜のいとこ、猫の少年、老犬の執事。 ――再生、開始。 種族関係が逆転した異世界冒険ファンタジー。 あと、ちょっとのSF。多分、もしかするとがっつり。 ※一部残酷・暴力的な表現、性的な表現が含まれますが、この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません ※「小説家になろう」にも同内容を掲載しております
評価・レビュー
まだレビューはありません。