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作:畔奈りき

極夜の館―怪物(まよいご)たちのほのぼの日常日記―

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最終更新:2024/5/12

作品紹介

 舞台になるのは『極夜の館(きょくやのやかた)』。主人公は青年。名前は思い出せない。  青年の記憶は、極夜の館を取り巻く茨の森に辿り着いた所から始まっていた。館で暮らしているのは、吸血鬼、ゾンビ嬢、人魚。怪物だらけの館で暮らすことに嫌気が差しがちな青年は、度々ここを抜け出そうとするが、どれだけ出口に向かって進もうとも、不思議と茨の森から出ることはできず、結局は館に帰ってくるのだった。  青年と怪物たちとの日常を描きながら、青年が無事に森を抜け、極夜の館を後にするまでを追う物語。なぜ、彼らは館に集められたのか、どうして茨の森から出ることができないのか。青年の正体は、吸血鬼の過去は……。彼らと、館に纏わる謎を、館に残された天井画、図書室の本などを手がかりに解き明かす。  ※アルファポリスさんにも投稿しました。

日常青春男主人公人外群像劇

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