虐げられた侯爵令嬢は聖女で愛し子でした
最終更新:2022/9/2
作品紹介
その日、王国は沸きに沸いていた。 世界で初めて『聖女』と『精霊の愛し子』の二つの称号を持つ奇跡の子が現れたのだ。 聖女というだけでも凄い事なのに精霊の愛し子でもある事が分かりラズリーはそれまでの生活から一変して皆に敬われる存在となった。 お披露目の盛大なパレードの屋根のない馬車の中でラズリーは大きな溜息を吐いていた。 「こんなはずじゃなかったのに...私、国外追放されて自由になれるはずだったのに...」
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