黒き深淵と白き閃光　〜異世界にて、二人は互いを殺し合う〜

『貴様たちは死んだ、新たな生を望むか死を望むか。神はどちらでも良い。』 　 　声が、聞こえた。 　絶対的で、逆らう気が起きないほど重い声が。 　だからこそ、俺はこう言った。 　 「「生を望む、だから力を寄越せ。」」 　 　この空間にいた俺ともう一人が同時にそう告げる。 　 『では、貴様たちは何を望む？　どのような力を望む？』 　 「人を豊かにする、そんな理想の力を。」 　 　隣にいる誰かはそう言った。 　 「自分が絶対的である、そんな最悪の力を。」 　 　俺という誰かはそう言った。 　 『どちらも叶えよう、考える葦よ。ではさらばだ。新たなる世界で目覚めよ。』 　 　そう、一言告げると俺の視界は暗転する。 これは、暗き深淵と白き閃光が戦う物語。 　この作品は、閃幽零様の書いている小説センエースの二次創作ですがその実態は異世界に来る前のセンエースに似た存在と今作の主人公が互いに殺し合う内容となっています。 　可能な限り、毎日更新を行いたいと思っていますがされていなかったらすみません。 　最後に、この小説は閃幽零様のセンエースを貶めようなどと思いながら書いているわけではありません。 　ご了承ください。 　以下のu r lから黒犬世界に関する強さの説明があります 　最初に言いますが、センエースの感覚で深淵閃光を読むと訳がわからなくなると思います 　センエース履修済みの方は読むことを強くお勧めします。 　 　https://syosetu.com/userblogmanage/view/blogkey/3051416/ この作品は「N9782EZ」の二次創作です。作者より許可を頂いています。