月牙風来伝 〜ケモノ対策、承りました〜
最終更新:2023/4/28
作品紹介
怪物。それは生存本能を無視するケモノ。不条理に人々を喰らう、恐怖の代名詞。 数々の怪物が皇国を襲い、民を恐怖に陥れたとき、一人の青年が現れ言いました。 「怪物を御すのは英雄ではない。この地に暮らす、あなた達自身なのだ」と。 ただ討伐するのでは足りない。それと同時に、討伐が怪物の被害を加速させる事もある。 彼が語り、為したものは「ケモノ退治」ではなく。確実に被害を断つ事に注力した「ケモノ対策」だったのです。 青年が語る言葉、私達が辿った旅路。清廉なる信仰、夕暮れの稲穂。 それは確かにこの国に存在したのに、忘れ去られた記憶たち。 そして今から語るのは、世界に忘れられた人々の生き様を、あなたに伝える物語でございます。 ♢ 和風ファンタジー×鳥獣被害対策。 お仕事モノあるあるな現代知識無双を、野生動物管理学でやってみよう的な企画です。 獣の対策が殲滅を意味する世のファンタジー世界に対して、野生動物管理の概念がどこまで適応できるのか。かつての理系蛮族、前代未聞の挑戦をここに。ストーリー完結後に物語の修正・戦闘シーン追加・対策方法の強化などを行います。
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