【第8・9・18話に新話追加】黄泉がえり陽炎姫は最恐魔王に溺愛される〜黄泉落ちしかけて王太子に婚約破棄されたら、一途すぎる魔王に溺愛されました〜

「ああ、私、とうとう死んでしまうのね…」 侯爵令嬢フェリシアは、命の危機に瀕していた──。 王太子の婚約者だったフェリシアは、何者かの手にかかり生死の境を彷徨い、黄泉へと渡りかける。そのことが原因で婚約破棄され、今では陽炎姫と呼ばれる日陰の存在に。 まるで追い出されるように隣国へと嫁がされる途中で、馬車が暴漢に襲われて──。 悪魔のような山羊の頭蓋骨の面を被った魔王に救われたフェリシア。 人々から最恐と怖れられる魔王は、なぜフェリシアを助けたのか…？ そして、フェリシアを黄泉へ送ろうとした人物とは？ 至宝と称えられながらも表舞台から陽炎のように消えた侯爵令嬢と、その魔力の強さと特異な容姿により魔王と恐れられる公爵の、恋と成長の物語。 ※この作品はカクヨムにも掲載しています。