新科学怪機≪ギルソード≫
最終更新:2024/4/29
作品紹介
《ギルソード》__ それは、極限の科学技術により生み出された、人体へ直接埋め込まれし、《異能力兵器》__ 亡き旧世紀の軍事科学者〔アルスダート=ギルソード〕によって開発され、かつて戦争に満ちた世界を崩壊・終焉に追いやった『新科学兵器』である。 極限のテクノロジーを駆使して開発されたそれは、【見た目は剣や銃といった既存の武器と変わらない】が、決定的に異なる点があった。 1つ:その破壊力は異次元のそれ。 過去に造られた全ての兵器を凌駕し、これまで実現不可能であった《特異能力》を有する。個体別によっては物理的法則をも無視・破壊する。 2つ:人の目には見えない特殊粒子、《ナノマシン》とう形成され、使わなければ目に見えない。 3つ:人体の『身体』に植えつけた兵器だ。【保管庫】にして宿り続け、生涯身体から離れない。 入手した最後、生涯【生体兵器】となる__ それが《ギルソード》の正体であり、それを宿す人間を、称して《ギルソード使い》と呼ばれていた。 時は、終焉戦争(第3・4次世界大戦)による世界崩情勢壊から400年が過ぎた時代。 《ギルソード使い》として、自らの身体を兵器に捧げ、戦の連鎖を生き抜く2人の少年少女がいた。 ユウキ=アラストル。 彼は狡猾冷酷、目的や使命を阻む者に、容赦はない。 リリーナ=フェルメール。 彼女は心優しく、慈悲深い少女、誰よりも人の痛みを理解し、寄り添い、自己犠牲も厭わない。 戦乱に巻き込まれた過去の傷を背負いながらも、真の世界平和の実現を志し、今を生きる2人は__ 《ギルソード》を悪用・密造するテロ組織を相手に、2人は仲間達と共に壮絶な戦いに身を投じてゆく。
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